相方が「旅行でリフレッシュしたい」と言うので、今回は秋田県に。 相方にとっては初めての秋田ですが、実は私にとっては「田舎」と呼べる馴染みの場所です。
子供の頃は、父の運転する車で東京から8時間以上かけて帰省した記憶があります。電車で行けば当時は盛岡駅で必ず特急に乗り換え、奥羽山脈を越えるのにずいぶん時間がかかったものでした。
今では秋田新幹線「こまち」があり、盛岡駅での乗り換えも不要になりました。盛岡で「はやぶさ」と切り離され、ゆっくりと山を越えていく景色や空気感は、今も昔も変わらない気がします(あくまで個人の感想ですが)。
乗り換えがない分、ずいぶん便利にはなりましたが、大雪で運転見合わせになってしまうのは、今も昔も変わらない「雪国らしさ」かもしれません。
東京駅を12時ごろ出発し16時ごろ秋田駅に到着
旅行の前日は相方が夜勤だったため、秋田への出発はお昼にしました。
11時ごろ東京駅に到着し、相方のリクエストでグランスタ東京の『つきじ喜代村』でお寿司を購入。新幹線の中でゆっくり味わうことにしました。
写真を撮りそびれてしまったのですが、ネタが大きく贅沢なお寿司は、お値段以上に満足感たっぷり!「リフレッシュ旅行だから」と、最初から少し奮発して正解でした。
東京駅から盛岡駅までは、これぞ新幹線というくらいなスピードであっという間に到着。 盛岡駅で「はやぶさ」と「こまち」は切り離され、それぞれ北海道と秋田へと向かいます。
実は今回の旅行、3月15日からの出発だったのですが、そのわずか1週間前に「走行中の連結外れ」という衝撃的なニュースがありました。 JR東日本から連結運転の一時中止が発表され、切符を手にしていた私たちは「本当に行けるの?」と不安な日々。出発直前の14日に運転再開の知らせを聞き、ようやく胸をなでおろして秋田へと向かったのでした。

3月の関東はすっかり春めいて暖かくなっていましたが、ウェザーニュースで確認した秋田市の気温は、なんと千葉県の真冬並み。
そのため、東京駅では厚手のコートを脱いで手に持ち、秋田に着いたら慌てて着込む…というスタイルで移動していました。 実はズボンもユニクロのフリース仕様。東京駅にいる間は暑くて暑くて、じっとしているのも大変なほどでした。

到着した初日は意外にも雪が少なかったのですが、2日目は雨、そして最終日は雪……と、めまぐるしく天気が変わる旅になりました。
2日目の夕方に向かった乳頭温泉は、さすが山奥。夜になると、静かに、しんしんと雪が降り積もっていきます。 初日は雪がなかった盛岡〜秋田間の山越えルートも、最終日にはすっかり真っ白。帰りの車窓からは、こんもりと積もった見事な雪景色を眺めることができました。
秋田駅に到着、本日の宿泊場所『ルートイングランディア秋田』へ
秋田新幹線「こまち」は、定刻通り秋田駅に到着。 ホームに降り立った瞬間……思わず「寒い!」と声が出そうになりました。東京駅での春めいた陽気とは打って変わり、刺すような冷たい風が吹き抜けます。
この冷気にあたると、あっという間に顔が真っ赤に。私は肌が弱いのか寒さですぐ「赤いほっぺ」になっちゃうんですよね。 YouTubeで何度も予習してきた秋田の風景ですが、いざ現地に立つと、画面越しでは味わえない嬉しさと楽しさがこみ上げてきて、テンションが上がりました。


振り返ってみれば、最後にこの地を踏んだのは父の三回忌。気がつけば5年以上の歳月が流れていました。
久々に降り立つ秋田は、どこか懐かしく、それでいて新鮮な気持ちにさせてくれました。

「最近のなまはげはマイルドになった」という噂を耳にしましたが、私の記憶にある姿とは大違い。
私が知っているのは、手加減なしの「ガチ勢」なまはげです。あの迫力を知っている身からすると、今のなまはげは少し物足りなく感じてしまうかもしれませんね笑。

時計はすでに16時。秋田の冷たい風に吹かれながら、駅から歩いて今日の宿『ルートイングランディア秋田SPA RESORT』へ向かいました。
秋田駅からは少し距離があるかもしれませんが、歩いていけないわけではありませんでした。 「ルートイングランディア秋田SPA RESORT」は、通常のビジネスホテルに豪華な日帰り入浴施設が併設されたタイプ。宿泊客は、この温泉施設が何度でも「利用し放題」なのが最大の魅力です。
ここ「ルートイングランディア秋田」も、かなり充実した規模でした。多彩なお風呂やサウナはもちろん、お食事処やマンガコーナーまで完備されています。岩盤浴の代わりに「オンドル」というサウナのような施設もあり、お風呂好きにはたまらない、1日中いても飽きない場所でした。ちなみに客室の方は、いつもの安心感があるルートイン仕様です。
入力施設の名前は『華のゆ』です。

簡単にお部屋紹介です。










少し休憩したあと、本日の夕食会場へ向かうために外出しました。
予約殺到の居酒屋『お食事処・永楽食堂』
秋田旅行が決まった日、たまたま観ていたYouTubeで流れてきた居酒屋『永楽食堂』。秋田旅行の1日目の夕飯をどこにしようか決めかねていたときだったので、流れてきた永楽食堂の映像を観ながら、ここにしようと決め、すぐさま永楽食堂に電話をして予約をしようとしました。が、1か月先の旅行にも関わらず、予約をしたい日は満席。席に余裕ができたら電話しますと言われ、私たちはそれでも良いとお店にお願いし、そんなに永楽食堂は人気なんだなと思いました。
そして当日、ホテルからふらっと外に出たとき永楽食堂から席が空いたという電話が。なんというタイミング!と私たちは思いすぐさま永楽食堂へと行きました。

秋田といえば、言わずと知れた日本酒の宝庫。
私自身はお酒があまり飲めず、知識もそれほどありませんが、お酒好きの相方からすればそこは天国のよう。壁一面に並ぶ凄まじい種類の日本酒を前に、どれにするか「嬉しい悩み」が尽きない様子でした。





いただいた「しいたけと海老の揚げ物」が、もうめちゃくちゃ美味しかった!! 実はおでんのような料理も気になっていたのですが、あいにく売り切れで残念。
そして秋田名物・きりたんぽ鍋は…今回は注文しませんでした。というのも、実は私、きりたんぽがあまり得意ではないんです。子供の頃、帰省するたびに食べていたのですが、どうも「お餅になりきれていない、あのツブツブ感」がどうしても馴染めなくて笑。大人になった今も、どうもきりたんぽ鍋を食べようという気にはならないのです。




初めて食べた「カスベ揚げ」に感動!サクサクで本当に美味しかったのですが、気になったのはその名前です。
さっそく調べてみると、秋田などの北国で親しまれている「エイ」の呼び名なのだとか。



最後に頼んだチャーハンもめちゃくちゃ美味しくて、秋田旅行1日目にして早くも「この旅は大成功の予感」と思えるほど満足でした。
永楽食堂の周辺には魅力的な居酒屋や食事処がひしめき合っているので、駅前で「どこに行こう?」と迷ったら、このエリアまで足を伸ばしてみるのが良いかもしれません。
ただし、注意点がひとつ。永楽食堂を含め、この界隈は日曜日が定休日の店が多いようです。日曜の夜にこのエリアへ来ると、高確率で「夕食難民」になってしまう恐れがあるので要注意。永楽食堂は本当におすすめですが、かなりの人気店。「席が空いたら電話をもらう」という覚悟と余裕を持って、早めに予約することをおすすめします。
