【1泊2日静岡旅行】静岡市歴史博物館と駿府城公園で家康さんについて学んできました

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2月23日・24日の1泊2日。 京都旅行へ向かう前に、静岡県にある国の特別史跡「登呂遺跡」で興味深い企画展が開催されていると知り、車を走らせました。

登呂なら日帰りも可能ですが、今回は「時間に追われず、のんびり贅沢に過ごしたい」と思い、あえて1泊2日の旅を選択。

1日目は、登呂博物館で開催中の企画展『西の登呂、静岡に初上陸』をじっくり堪能。 2日目は静岡駅方面へ移動し、駿府城公園で櫓(やぐら)や出土した石垣を見学してきました。

静岡は弟が住んでいたりキャンプで訪れたりと縁のある場所ですが、実は駿府城公園は今回が初めて。実際に歩いてみると、家康公について深く学べる驚きと発見の連続でした。すぐ隣にある「静岡市歴史博物館」とセットで巡ることで、より理解が深まる最高のスポットです。

今回は、そんな充実した2日目の様子を詳しく記録していこうと思います。

目次

登呂遺跡近くの旅館『旅館登呂』から静岡駅方面へ

登呂遺跡のとなりにある旅館「旅館登呂」

登呂遺跡に行った際には、ぜひ旅館登呂に宿泊してみてください。

2日目、「旅館 登呂」をチェックアウトした後は、車で静岡駅周辺へ。静岡駅周辺のコインパーキングに車を預け、そこから徒歩で「静岡市歴史博物館」へと向かいました。

博物館のすぐ隣には駿府城公園もあり、静岡駅からも徒歩15分ほどと、それほど離れていません。駅周辺にはコインパーキングが充実しているので、そこに車を停めて歩いて散策するのが、効率も良くておすすめです。

静岡駅のすぐ目の前には家康さんがちらほらいました。

家康公が愛したまち静岡・家康さんってリアルに描かれていると、イケオジですよね
家康さんが竹千代時代の頃の銅像、となりには今川さんが(戦国時代詳しくないのですいません)マフラーされてます

家康公の幼少期について調べてみると、戦国大名・今川氏の影響下で長く過ごしていたことがわかります。一度は織田家に捕らえられたものの、その後は今川家の人質としてここ「駿府」で過ごしていたようです。(お恥ずかしながら、ネットで調べながら書いているレベルなのですが…)

静岡駅

慣れない土地なのでGoogleマップを片手に。静岡の街並みを楽しみつつ、目的の静岡市歴史博物館へ向かいます。

地下道を歩いて行きました
静岡駅周辺ってこんな感じかあと思いながら歩いていました
足元にはこういうものが

こんな風にGoogleマップをたよりに歩いていたら、いつの間にか静岡市歴史博物館に到着していました。

映像展示が多めの「静岡市歴史博物館」は、家康公を学ぶのに最適でした

展示内容はご紹介できませんのでぜひ現地に足を運んで見学してもらいたいです。なぜなら、静岡市歴史博物館は館内のほとんどが撮影不可、その分、最新の展示手法が面白く展示内容に没頭できる空間でした。

また、博物館の展示だけでなく「展望デッキ」も見逃せません。眼下に広がる駿府城公園と、遠くにそびえる富士山のコラボレーションは必見の美しさです。

静岡駅からも近く、家康公の歩みを学ぶには良い場所。駿府城公園とセットで訪れることをおすすめします。

逆光で見にくいですが『城代橋』です
ハトさんひなたぼっこ
家康さんキットがありました、面白いですね

城代橋をわたり歩いていくと、左側に静岡市歴史博物館が見えてきます。

静岡市歴史博物館

先ほどお伝えした通り、展示エリアの多くは写真撮影が禁止されています。ただし、1階にある『戦国時代末期の道と石垣の遺構』だけは、写真撮影が可能です。

『戦国時代末期の道と石垣の遺構』の展示です
階段で近くまでおりられるので下りてみました
戦国時代のものと思うと、感慨深いものがありますね
当時の人たちがここを歩いたと思うと妄想が広がります
静岡市歴史博物館の展望デッキから見える駿府城の櫓と富士山(富士山に雲がかかってて残念です)
静岡市歴史博物館のとなりにいらっしゃる二宮金次郎さん

静岡市歴史博物館を1時間ほどじっくり見学したあと、お隣の「駿府城公園」へ。

実を言うと、この時はまだ「駿府城公園」という正式名称を意識しておらず、頭の中は「よし、駿府城に行くぞ!」というお城モード一色でした。

ところがいざ中に入ってみると、目に飛び込んできたのは文字通りの広々とした「公園」。思わず「えっ、お城じゃないのか…!?」と、ひとり心の中で驚いていたのを今でも鮮明に覚えています。

十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に登場する、弥二さんと喜多さん

調べてみると、静岡駅周辺は江戸時代の東海道において『府中宿』と呼ばれた大きな宿場町だったようです。

みなさまの憩いの場『駿府城公園』

静岡市歴史博物館の見学を終え、いよいよお隣の駿府城公園へ。

博物館で「巽櫓(たつみやぐら)」「坤櫓(ひつじさるやぐら)「紅葉山庭園」の共通チケットをあらかじめ購入しておいたので、これらを順番に巡りながら公園を満喫することにしました。

調べてみると、静岡駅周辺は江戸時代の東海道において『府中宿』と呼ばれた大きな宿場町だったようです。

東御門
駿府城とは
いざ出陣!
東御門の上を見ると、とても立派です

静岡市歴史博物館から駿府城公園へ入る際、まず目に飛び込んでくる立派な建物が『巽櫓(たつみやぐら)』です。

ちなみに、博物館の受付では駿府城公園の「共通券(各櫓・庭園)」も一緒に購入できます。私はあらかじめ博物館でまとめて支払いを済ませましたが、もちろん各施設の入り口でその都度支払うことも可能です。

良い公園です

駿府城・巽櫓(たつみやぐら)

それでは、先ほど博物館で購入したチケットを手に、まずは『巽櫓(たつみやぐら)』の中へ。

ちなみに館内ですが、三脚を使用した撮影や動画撮影は禁止されていました。ルールを守りつつ、じっくりとその歴史を体感してきたいと思います。

城郭建築を楽しもう!櫓ってこういうところみたいな解説です
鉄砲で撃たれるでござる(この上にのるとキケンでござる)
向こうから敵がきたでござる(公園を訪れている方です)
イメージです
巽櫓と坤櫓、両方とも、とても立派な造りです
櫓の上にのっているしゃちほこ?
戦国時代と現代が融合しているような感じです

先ほどまでは快晴だったのですが、急に雲が広がってきて、ちょっとお天気が心配です。

ちょっと心配になりそうな空です

巽櫓の見学ルートは一方通行になっているため、入り口とは別の場所から外へ出ることになります。

実は、静岡市歴史博物館を見学するまでは「どうしようかな」と少し迷っていたのですが、いざ入ってみて大正解でした。当時の建築技術などを目の当たりにすると、戦国時代がいかに戦国の時代だったのかを肌で感じることができました(ひどい語彙力…)

静岡おでんと駿府城の御城印

駿府城公園の中ほど、子供たちが元気に遊ぶ遊具エリアまで来ると…ぬあんと!「静岡おでん」の暖簾(のれん)がかかった茶屋風のお店を発見しました。

「実はまだ静岡おでんを食べたことがないし、この機会に食べてみようかな」

そう思い立ち、さっそく注文。お店の周りのベンチを見渡すと、皆さん思い思いにおでんを頬張っています。私も近くのベンチに腰を下ろして、のんびりと味わってみることにしました。

静岡おでんの暖簾がかかった茶屋

静岡おでんは、牛すじ、黒はんぺん、練り物、大根、卵など具材を全て串に刺し、色の黒いだし汁で煮込み、青のりや魚のだし粉をかけて食べる静岡市の郷土料理。市内では、駄菓子屋でも売っているため、おやつがわりに子どもの頃から慣れ親しんでいる人が多い。>>農林水産省から

静岡でおでんが有名だということは知っていましたが、実際に食べるのは今回が初めて。

関東のおでんとの違いはたくさんありますが、まず見た目で驚くのは、仕上げにたっぷりとかける「だし粉と青のり」ではないでしょうか。

気になるお味の方は…。もう、言わずもがな「めっちゃ美味い!!」ですよ。

私が注文した静岡おでんのラインナップ。大根がシミシミででっかくて、どのおでんも美味しかったです

近くのベンチでおでんを食べていると、数羽の鳩が寄ってきました。 彼らは美味しいものを本当によく知っていますね。その旺盛な食欲には、思わず笑ってしまいました。

そういえば、先ほど巽櫓(たつみやぐら)近くの売店で「駿府城の御城印」を購入しました。 以前、佐賀県へ行った際にも佐賀城の御城印を手に入れたのですが、今年はさらにお城を巡る機会が増えそうな予感。これを機に、本格的に「御城印集め」を始めてみようかな?と思いました。

駿府城の御城印、期間限定デザインでした
こちらが静岡市歴史博物館で購入した駿府城公園のチケットセットです
岡おでんの茶屋の前にはキレイに咲いた土肥桜(といざくら)が

坤櫓(ひつじさるやぐら)で甲冑大集合

お腹も心も満たされたところで、次なる目的地「坤櫓(ひつじさるやぐら)」へ。

ここでは、駿府城の歴史を学べる2種類の映像展示(各約5分)や、重厚な甲冑の展示、さらには櫓がどのように復元されたのかを詳しく知ることができます。先ほど見た巽櫓(たつみやぐら)とはまた一味違ったテイストで、より深く歴史に浸ることができました。

ようこそ坤櫓へ
坤櫓の説明です

ちなみに櫓とは…(お城の場合)

お城における「櫓」は、防御や物見(監視)、そして武器庫としての役割を持つ建物です。「矢の倉(やのくら)」が語源とも言われ、文字通り武器を収める倉庫でもありました。

役割: 敵の侵入を監視し、高い位置から弓矢や鉄砲で攻撃する。

種類: 隅櫓(角にあるもの)、多聞櫓(長屋状のもの)などがあります。(Geminiより)

坤櫓(ひつじさるやぐら)には、ボランティアの方でしょうか、とても「営業上手」なスタッフがいらっしゃいました。見学に来た人たち全員に、「まずはぜひ映像展示を見ていってください」と元気よく声をかけておられたのが印象的です。

せっかくなので、私もそのお誘いに乗って映像を鑑賞することに。 家康公については博物館でたっぷり学んだ後だったので、今回はもう一つの「坤櫓の復元」に関する映像をチョイスしました。

坤櫓です
日本の匠の技が見学できます
甲冑大集合
このトートバッグが気になってしまった

と、簡単ではありますが、坤櫓の見学を終えました。ぜひ、駿府城公園を訪れて公開されている2つの櫓を見学してみてください。

坤櫓の見学を終えて歩いていたら、立派な富士山が見えました

家康さんが駿府城にいたときにも、立派な富士山が見えていたのかなあと思います。

天守台発掘調査場所

巽櫓(たつみやぐら)の受付で、おじさんが教えてくれたのが『天守台発掘調査現場』。「無料で見学できるから、ぜひ行ってみて!」という力強い一押しに導かれ、さっそく足を運んでみることにしました。

発掘現場を無料で見学できる(もちろん有料でも構わないくらいですが!)と聞けば、黙ってはいられません。「にわか古代史好き」を自認する私としては、絶対に見逃せないスポットです。

すごいです!当時の石垣が現代でも見学できます
どこらへんの時代のどこどこと説明がありますが私には難しいです…
天守台発掘調査場所はとても広く見学しがいがあると思います

もし今後、天守台の発掘調査が進んで本格的に整備されたら、それを目当てにまた駿府城公園を訪れたいです。次回は「登呂遺跡」とセットで歴史を巡る旅にするのもいいな…なんて、今から楽しみが膨らみます。これからの調査報告や整備のニュースに、ますます目が離せません。

ご立派な家康さん(鷹付き)

こうして駿府城の歴史をたっぷり堪能したあと、静岡市歴史博物館で購入した共通チケットの締めくくりとして、最後の一箇所『紅葉山庭園(もみじやまていえん)』へ向かいました。

美味しいお茶と美味しい和菓子、庭園も素晴らしい「紅葉山庭園」

駿府城公園の一角にある日本庭園『紅葉山庭園』。 歴史的な背景とは直接関係のない現代の庭園とのことですが、その造りは本当に素晴らしかったです!

もともと日本庭園が大好きなのですが、折しも季節は春。咲き始めた梅の花から、えも言われぬ良い香りが漂ってきて、五感で癒やされるひとときを過ごせました。

駿府城とは関係ないのですが日本庭園が素晴らしい紅葉山庭園
入り口付近には、ほっこり咲いている梅の花が咲いていました
早咲きの桜も咲いていました
庭園の真ん中には池があります
東屋もありますので、そこに座ってお庭を眺めているのも良いですね

東屋の後ろに道がありましたので、ちょこっと歩いてみました。

梅の木が多く雰囲気がとても良いです
ポツポツと梅が咲いています
きれいなピンクを咲かせている梅ですね
梅の花と梅の木のコラボがとても素敵です
青空が出てきて庭園がさらに映えます

梅の花をずっと見ていてしまいましたが、庭園もちゃんと散歩しましょう。

こう見るとビルと庭園の共演という感じで面白い景色が見れます
富士山を模した小山でしょうか

庭園の奥のほうに、ひとつの建物が見えてきます。

こちらで600円を支払いますと、お茶と和菓子をいただくことができます。私はせっかく来たんだらと中に入り、お茶と和菓子をいただきました。

こちらの建物です
庭園に入る前だったかな?どこかの受付でお金を支払いもらった券です(ピンボケしていてすみません)
建物の中はこのような感じです
入り口側、差し込む日差しが良い感じです

いただいたのは「日本平茶(にほんだいらちゃ)」お供の和菓子は、餡がまるで「ずんだ」のような、豆の豊かな風味がしました(私の味覚が合っているか少し自信がないのですが…笑)

さすがはお茶どころ静岡、その美味しさは間違いありません。

お茶はポットできます
お上品に切ってみました、とても美味しそうです!

これまでのひとり旅では、食事に時間やお金をかけることをあまり重視してきませんでした。

ですが、今回のように「食」も含めてその土地の文化に触れてみると、いつもの旅とは違う景色が見えてくるようで、なんだか新鮮な楽しさを感じています。

食後のお茶もいただいちゃいました

こうして静岡市歴史博物館と駿府城公園の散歩を終え、心地よい疲れとともに車を走らせて家路につきました。

まだまだ知らない静岡の魅力(博物館の深さも含めて!)が多すぎて、自分の勉強不足を痛感…というか、静岡の奥深さに改めて驚かされた一日でした。

次回、登呂博物館で気になる企画展があれば、また車を飛ばして、今度は「旅館登呂」に泊まりがけで遊びに来たいと思います。

お土産のうなぎパイとえびせんべいです

駿府城公園の天守台発掘調査場所が、今後どのように展示されていくのかなど楽しみです。

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